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David Bowie -"Space Oddity"
良き本との出会いは人生を豊かにしてくれるが、
良き音楽との出会いもまた、同じように人生を豊かにしてくれる。
「& Music」第5回目はDavid Bowieの「Space Oddity」です。
先週1月10日にこの世を去ったDavid Bowie。
その2日前に69歳の誕生日を迎え、最新作”★(Black Star)”が発売になった矢先でした。
その偉大な足跡は様々なメディアで取り上げられ、英国では20ポンド紙幣の肖像にDavid Bowieをとの署名運動も起こっています。
今回この曲をご紹介したのはDavid Bowieがこの世を去ったタイミングもあるのですが、
言いようのない静寂を感じる曲で、昨日のような雪に包まれた冬の朝に合いそうだったから。
冬の雪山にいると、夜は深い闇に包まれ、朝になると辺り一面真っ白な世界で、少し現実離れした感覚になる時があります。
そんな風景と、実際に宇宙ステーションでも収録されたこの曲が重なりました。
そしてこの曲のイメージに重なる本は、定番とも言える「決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
」ももちろん良いのですが、ここはあえて現実世界での静寂を感じる本はいかがでしょうか?
糸井重里さんの静かな中に心に響く言葉が集められた「ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)
」。所々に収められている松本大洋さんのイラストは静寂さそのものです。
もし宇宙に行くことになったら、あなたはどんな本を持っていきますか?
R.I.P. David Bowie
スペイス・オディティ 今あらためて。 |