帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。/高山 なおみ (著)/文藝春秋

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  • 年齢/職業(撮影時):

    28歳/本と雑貨のお店 店主

    Pickup Voice:

    「後ろに物語が隠れてるって思うと、形が増すから余計いいなって」

    おすすめの一冊:

    『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』

    著者/出版社:

    高山 なおみ (著)/文藝春秋

    この本を贈るなら誰に贈る?:

    くいしんぼうなひと。

    編集後記:

    『くいしんぼうに隠れた物語』

    今日持ってきた本は料理家・高山なおみさんのエッセイ集。「これ以外にも石井好子さんの『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』とか、吉本ばななさんの『キッチン』とか、どれ持ってくるか悩んだんですよー!」と饒舌な彼女は、どうやらとてもくいしんぼう。

    お気に入りの本はごはんが出てくるものばかりだと言います。でも写真と調理法だけのレシピ本より、エッセイや小説の方が好きなんだそう。「それにまつわるエピソードを読むと、食べたくなるし作りたくなる。後ろに物語が隠れてるって思うと、付加価値が高まりませんか?」確かに、料理を作るのも食べるのも人間。人間味を感じると、ひと味もふた味もスパイスが効いて、料理の深みが増す気がします。彼女にとっては、想像を膨らませる文章が料理のスパイスになっているのでしょう。

    「美味しい本」リストから選び抜かれたというその本は、だいぶボロボロになって年季が入っているように見えます。「買ったのは10年前くらいですけど、好きな本は何回もくり返し、くり返し読むタイプなんで」というわけでした。そういえば彼女は仕事で、割れた陶磁器を修復する「金継ぎ」に関わっているのだそう。金継ぎはひとつのものを大事に使い続けるための技術だし、金継ぎで直すのは料理を盛る器だし……と考えていると、彼女の後ろに隠れた物語がつながった気がして、思わずにやりとしてしまいました。

    Interview text by Yui Shimura

    帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。

    「食べる」って幸せ。

    カテゴリ:BUKATSUDO, 神奈川
    投稿日:2015年11月9日   

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